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電脳おでん村正店長、
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ゲームミュージックの祭典、東京ゲーム音楽ショー2022に行ってきました!

目次

餃子の街、蒲田にてゲーム音楽の祭典開催!!

ゲーム音楽の祭典「東京ゲーム音楽ショー」に初めて行ってきました!

実は去年も、以前から親しくしていただいているマインドウェアさんが出展させるとのことで遊びに行くつもりだったのですが、都合が合わずに見送ってしまったのです…。

というわけで、一年越しの参戦となりました!

私がゲームミュージックにハマったきっかけは、中学二年の時に「ドラゴン クエストの世界 ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々~」という、ドラクエⅡのカセットテープを購入したことです。部活が終わった夜、父が運転する車で隣町のヨーカドーの新星堂で買ったのを覚えています。

(これは後年購入したCD版です)

首までどっぷりVGM(懐かしい!)の魅力につかった私は、ゲームミュージックのCDを聞くために高校合格祝いにCDプレーヤーを買ってもらい、級友にバカにされても休み時間にウォークマンでゲームミュージックを聞き続ける青春を送りました。

初めて買ったクルマでカノジョとデートした時にかけていた曲は古代祐三氏の「ザ・スキーム」でしたし、その後もデートなり友人とのドライブのBGMは、いつもゲームミュージックでした。

東京ゲーム音楽ショーは来年で10周年を迎える息の長いイベントですが、サラリーマンをやっていた頃は多忙で、ゲームは遊べど周辺のゲーム文化にまで目を配る余裕はなかったのです。

こうして改めてイベントに参加できたのは、会社という心の枷が外れたからであり、コロナでいろいろと逆に余裕ができたから、とも言えるのですよね。

さて、イベント当日。京浜東北線から京急本線のコンボを決めて開催地、大田区蒲田へ。

今でこそ、北区を愛する私ですが、実は上京時に住んでいたのは大田区の池上という場所。一度だけ引っ越しましたが、それも矢口渡という池上・蒲田に近いところ。埼玉から上京し、北区に引っ越すまでの6年間を、大田区蒲田近郊で暮らしたことになります。

そのため、蒲田あたりの「美味しいお店」は完全に把握済み! 東京ゲーム音楽ショーに向かう前に、まずは腹ごしらえということで、蒲田餃子の名店「金春本館」へと向かいました。

実は蒲田は東京一の餃子タウン。昔から中国人が居住し、美味しい中華料理の店が点在した街でもあります。

この金春は、蒲田餃子発祥の店とも言われる你好(ニーハオ)、歓迎(ホアンヨン)と並ぶ蒲田三大餃子店(私が命名)です。

どの店も美味しいのですが、你好や歓迎が都内にチェーン展開していく中、金春は相変わらず蒲田近辺のみにしかお店がなく(本館と蒲田の西の新館)、ここの餃子はまさに蒲田でしか食べられない味なのです。

大田区に住んでいた頃は、徒歩10分で行けた新館に通ってましたが、今日は最寄りが京急蒲田なので、本館へと向かいます。

蒲田に行ったら絶対食べてほしい、金春炒飯と金春餃子

お店の中は土曜日だけあって、飲んで出来上がってるお客さんが多く、見るからに席の回転が悪そう(笑)。満席だったので少し外で待ちましたが、まもなく席に通されました。

金春には友人ともよく来るのですが、個人で来る時はいつも頼むメニューがあります。

それは名物金春炒飯と羽根つき焼き餃子。

金春炒飯は、中華風オムライスとも言うべきもの。ふんわりした中華オムレツの下には、美味しい海老炒飯が入っています。これが本当にうまい!卵を崩し、炒飯と混ぜて食べるわけですが、当然のように炒飯の中にも卵が入っていて、玉子好きにはたまらない料理となっています。

そして蒲田中華の代名詞ともいえる「羽根つき餃子」。

最近では各地で羽根つき餃子が食べられていますが、その発祥は前述の通り蒲田の你好と言われています。そのため、蒲田餃子=羽根つきという図式があり、金春でも羽根つきの餃子となっています。

金春の餃子は你好や歓迎と違い厚皮の餃子で、食べると中からじわ~と肉汁が溢れてきます。これがたまらない! 你好や歓迎の餃子も美味しいのですが、金春餃子の独特の味わいは、蒲田ならではということもあって、どうしても食べたくなってしまうのです。

腹ごしらえを終えて会場へ。そこはゲームミュージック天国だった!

金春炒飯と羽根つき餃子を存分に味わった後、会場となる大田区産業プラザPioに向かいます。

Pioは大ホールや小ホールを備え、よくゲームやボカロ、同人誌関連のイベントが盛んに行われている場所でした。私も大田区住みの頃には、ボカロにハマっていた友人のつきあいてここによく来ていました。

懐かしいと思いつつ、会場である大ホールへ。

入口で会場案内をもらうと、目当ての一つであり、去年行けなかったマインドウェアさんのブースは三階の小ホールとのこと。ならばとりあえず、大ホールのお目当てのブースへと向かいました。

会場はどこを見渡してもゲーム音楽! 壇上ではセガのHiro師匠がトークショーをしていますし、もう一つのステージでは元データイーストのサウンドチーム、ゲーマデリックの生ライブが繰り広げられています。

ブースにはゲーム音楽ファンなら知らない者はいないだろう著名コンポーザーが普通に座っていますし、話をすることもサインしてもらうことも可能!

ここは天国でしょうか!?

ゲーマデリックが奏でるデータイーストのシューティングゲーム「空牙」のメインテーマでテンションが爆上げ! 勢いに乗って次々とCDを買ってしまいます。それにしても空牙の曲、生演奏でかっこよさが特盛ですね! おかげで財布からどんどんお金が消えていくわけです!!

その勢いのまま三階の小ホールへと移動し、マインドウェアさんの新譜「WING☆ SOUND COLLECTION」を購入。これは「北陸のYK-2」と呼ばれる古代祐三氏フォロワー、WING☆さんがマインドウェアのゲームに提供した曲をまとめたCDです。

マインドウェアさんとの付き合いは、私が以前運営していたゲームメディアで、私がスペースマウスにハマったとい記事を書いてからでした。以来、社長の市川さんが私の元にプレスリリースを送ってくれるようになり、メディアの方でマインドウェアのゲームを取り上げる機会が増えていきました。

WING☆さんは、そのスペースマウスのコンポーザーであり、80年代初頭のゲームに音楽という彩りをつけた方でした。以来、そのサウンドに注目してきたのですが、ついにCD発売とのことで、喜んで買いにいったわけです。

しかし、マインドウェアさんのブースにお伺いしたものの、人気者の市川さんは常に誰かと話していて、結局お話ができませんでした。でもCDは買いました(笑)。

会場には二時間ほどいたのですが、気がついてみれば、CDを11枚も購入していました。途中で想定していた軍資金をオーバーし、近くのコンビニにお金を下ろしにいったくらいです。た、大漁!!(汗)

しかし、帰る途中に佐藤豪さんのブースに寄るのを忘れたことに気づき、電車の中で頭を抱えたのでした…。次の機会があったら、忘れずに買いたいですね。

さて、次のページでは購入したCDのミニマムレビューを行います。

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